和名倉山と西御殿岩・・・行きたかったピーク

南側に開けた大パノラマ@東仙波
三峯から雲取山を目指し、途中の白岩小屋跡の展望台に立つと・・目の前に穏やかで大きな山容の和名倉山が横たわる。いつかは行きたいと思い4年近く時は流れたが、やっと機会が訪れた(2018.05.05)。

<ルートと実績>
中川橋手前駐車スペース(4:45)⇒三ノ瀬登山口(4:55)⇒七ツ石尾根分岐(5:19)⇒牛王院平⇒山ノ神土(6:20)⇒西仙波(7:15-16)⇒東仙波(7:31-38)⇒焼小屋ノ頭(7:51)⇒川又分岐(8:36-37)⇒二瀬分岐(8:49)⇒和名倉山(9:03-08)⇒二瀬分岐(9:24-32)⇒川又分岐⇒焼小屋ノ頭(10:32)⇒東仙波(10:50-53)⇒西仙波(11:09-10)⇒山ノ神土(11:58)⇒西御殿岩分岐(12:29)⇒西御殿岩(12:51-13:12)⇒山ノ神土(13:51)⇒将監峠(14:09)⇒将監小屋(14:14-16)⇒林道⇒七ツ石尾根分岐⇒三ノ瀬登山口(15:24)⇒中川橋手前駐車スペース(15:38)
1)歩行時間:10時間53分(総時間)
2)歩行距離:約27.3Km(AMBIT3 PEAKより、沿面)
3)累積プラス高度:約1800m(AMBIT3 PEAKより)
4)カメラ:α7R3+FE16-35mmF4、KP+DA55-300mm F4.5-6.3 ED PLM
5)その他:単独

先ずは和名倉山へ
山容は目立たず、山頂からの展望は全くなし、奥秩父縦走路から北側に大きく外れているので歩く人も少ないと思われる。だが、縦走路から和名倉山へ至る稜線は随所に展望が開け、思った以上の歩きを楽しめた。アズマシャクナゲは咲き始め、今後いっそう華やかになるだろう。
民宿みはらし・・・駐車場はいっぱい
三ノ瀬登山口(将監峠入口)近くの「民宿みはらし」の有料駐車場を利用しようと思ったが満車(写真上)。その先の中川橋手前の駐車スペースを利用させていただいた。
振り向けば大菩薩・・・富士は霞んで見えない
登山道は小さな車が通行できるような穏やかな道が将監小屋へと続いているが、先を急ぎたいので七ツ石尾根ルートを行く。このルートも全く穏やか。1時間程で背後に大菩薩嶺が見える。富士山は良く見えると信じていたが寒気が抜けきらず全く霞んでいる(写真上)。
唐松の向こうに奥秩父主脈の山々
牛王院平手前、カラマツ林の先に奥秩父主脈の山が聳える(写真上)。寒風強く寒さを感じる。主脈に目を凝らすと西御殿岩らしきピークに登山者が立っている。展望良ければ先ずは西御殿岩に登ろうと思ったが、和名倉山へ向かう。
東仙波手前のピークより見る和名倉山
縦走路の山ノ神土から笹深い道を行き和名倉山を目指す。樹林を抜けると早々に展望が開けてくるが逆光なので帰りにとっておこう。。リンノ峰を左に巻き西仙波を越え東仙波手前のピーク立つ。稜線の一番奥に平らな和名倉山が控えめに聳える(写真上)。
そして、山ノ神土より70分程で東仙波へ着く。ここは南側の視界が大きく開け大パノラマが広がる。(こちら拡大山名付き
焼小屋ノ頭へ
東仙波を北側に下り焼小屋ノ頭と呼ばれたピークに登り返す(写真上)。この辺りはダケカンバの疎林帯で左右・・雁坂嶺側や雲取山側の視界がとても良い。
吹上ノ頭の先に和名倉山
焼小屋ノ頭を越えて岩稜帯に差し掛かると吹上ノ頭の先に和名倉山が見えた(写真上)。
アズマシャクナゲ・・・わずかに咲いている
西仙波付近や焼小屋ノ頭を越えた辺りにはアズマシャクナゲが目立つ。開花した株は僅か(写真上)。これからであろう。
断崖に立ち奥秩父を眺める
崖際に立ち西側に連なる奥秩父の山々を眺める(写真上)。唐松尾山、古礼山、水晶山、雁坂嶺、三宝山、国師ヶ岳等々が同定できる。
伐採の爪痕
この山域は戦前の大伐採や山火事で荒廃が進んだとのこと。朽ちた大木の根本や錆びたロープが残り痛々しい(写真上)。
樹林に囲まれた和名倉山
展望乏しい樹林帯となり吹上ノ頭を巻いて、八百平川又分岐二瀬分岐と進み樹林囲まれた和名倉山へ辿り着く(写真上)。山頂には登山者二人が佇んでいた。周囲は樹林に囲まれ全く展望の無いピーク。だが、4時間以上歩き通し、至る光景も描いていた以上に素晴らしく達成感十分。

和名倉山からの復路
和名倉山登頂を果たし、歩いてきた稜線を再び踏んで奥秩父縦走路に戻る。時刻は9時を過ぎたばかり時間は十分ある。花を探し、展望を味わいながら南下しよう。
バイカオウレンの花
和名倉山頂の樹林帯に咲くバイカオウレン(写真上)。
山頂直下のカラマツ林
二瀬分岐へ戻る途中のカラマツ樹林(写真上)。背後には歩いてきた稜線があるのだが・・残念。
断崖に着けられた登山道
焼小屋ノ頭へ、、、断崖際に着けられた道を登る(写真上)。
素晴らしい・・・カバアノ頭と背後の山々@焼小屋ノ頭
焼小屋ノ頭から雲取山方面を眺める(写真上)。素晴らしい光景だ。背後には武甲山から飛龍山の山並みが連なる
足もとにひっそり・・・フデリンドウ
稜線上のお花は少ないが良く見ればフデリンドウが咲いている(写真上)。
東仙波へ戻る
東仙波に戻る(写真上)。この辺りまで戻ってくると登山者が増える。
富士山@東仙波
東仙波より大菩薩嶺越しに富士山(写真上)。少し見え始めた。
朝、見た光景。中央奥に雲取山
リンノ峰と名も無いピークを巻いて振り返る(写真上)。朝、ここで視界が開けて中央奥に雲取山が展望出来て感動。逆光で上手く撮れなかったので帰路に写真におさめる。

西御殿岩
正午に山ノ神土に戻る。時間は十分あるので大展望で名高い西御殿岩に立ち寄る。今日は寒気の抜けるのが遅れて遠望の富士山や南アルプスは霞んでしまったが、周囲の山々は良く見える。今日歩いた、和名倉山への稜線を眺め感慨にふける。次回の西御殿岩では視界抜群の大展望を味わいたいものだ。
西御殿岩直下の岩場
縦走路を西に歩き、西御殿岩分岐から折り返すように北斜面を登る。最後は見上げるような岩場(写真上)。左側から根っこを持って乗り越える。
和名倉山への稜線@西御殿岩
西御殿岩に立って今歩いてきた和名倉山への稜線を眺める(写真上)。稜線の左には両神山から右側には雲取山・・・大パノラマの展望が広がる(こちら拡大山名付き)。
南側の展望@西御殿岩
南側は眼下に牛王院平、左には竜喰山・飛龍山、中央奥には大菩薩嶺、富士や丹沢も薄っすらと確認(写真上)。霞んでいるのが少々残念だ。
西側には大きく唐松尾山@西御殿岩
西側は唐松尾山が大きく聳え奥秩父最深部の展望を遮るが、視界が良ければ左側に南アルプスが連なるのだろう(写真上)。
東仙波とカバアノ頭@西御殿岩
望遠で引き寄せて・・・東仙波とカバアノ頭(写真上)。
雲取山@西御殿岩
雲取山(写真上)。
大菩薩嶺と富士山@西御殿岩
大菩薩嶺と富士山(写真上)。
南アルプス@西御殿岩
霞んでいるが、、南アルプス。白峰三山だろうか(写真上)。
西御殿岩を下る登山者
先着の登山者が西御殿岩を後に切れ落ちた岩場に向かう(写真上)。貸し切りのピークに座って、、、歩いてきた和名倉山への稜線をしみじみと眺めながら遅い昼食をとる。

将監峠経由で下山
山ノ神土へ戻り、縦走路を東へ、、将監峠経由で下山。将監小屋からは穏やかな林道が三ノ瀬登山口まで続く。お花や新緑を鑑賞しながらゆっくりと下った。
縦走路に咲くヤマザクラ
縦走路で見上げるヤマザクラ(写真上)。
将監峠へ向かう道
達成感を感じながら草原の様な縦走路を行く(写真上)。将監峠はあとわずか。。
将監小屋
将監峠からは広い防火帯の様な坂を穏やかに下り、将監小屋に到着(写真上)。
オオカメノキ
将監小屋からは小さな車が通行できる程の広い穏やかで優しい道だった。道際に咲くオオカメノキ(写真上)。
ワチガイソウ
道際にはタチツボスミレやワチガイソウ(写真上)が咲く。
イタヤカエデかな
イタヤカエデの花かな(写真上)。こちらはハウチワカエデでしょうか
ミツバツツジ
標高を落としていくとミツバツツジ(写真上)。こちらクローズアップ
新緑とミツバツツジを見上げる
見上げるとミツバツツジと新緑が眩しい(写真上)。
中川橋手前駐車スペースへ戻りました
三ノ瀬登山口からは車道を奥に15分程歩き車に戻りました(写真上)。

11時間弱、距離も達成感も十二分な一日だった。西御殿岩は富士や南アルプスが霞んで少し残念。西御殿岩から笠取山間の縦走路は未踏なので、次回に期待したいものだ。

今回歩いたルート(gpx)を地図に描きました(地図の右上端クリックで拡大できます)。

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