薬師岳・・・折立よりピストン

雄大な薬師岳を仰ぐ@薬師平付近
朝起きると北アルプスの天気予報が上方修正されていた。今日中に折立の登山口まで移動して、明日は未踏の薬師岳を目指そう。CTは長いが明日中に登頂を果たして下山できるであろう(2017.09.02)。

<ルートと実績>
薬師岳登山口(5:16)⇒三角点(6:28-30)⇒太郎平小屋(8:14-17)⇒薬師峠(8:35)⇒薬師平(9:12-17)⇒薬師岳山荘(10:02-05)⇒ケルン(慰霊碑)⇒薬師岳(10:58-11:44)⇒薬師岳山荘(12:25)⇒薬師平⇒薬師峠(13:25-30)⇒太郎平小屋(13:47)⇒三角点(15:01)⇒薬師岳登山口(15:50)
1)歩行時間:10時間34分(休憩・昼食含む)
2)歩行距離:約23.2Km(AMBIT3 PEAKより)
3)累積プラス高度:約1850m(AMBIT3 PEAKより)
4)カメラ:K-1+DFA24-70mmF2.8、KP+DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM
5)その他:単独、百名山64座目(薬師岳)

早々に準備して10時半に家を発つ。折立の登山口へは関越・上信越・北陸道を利用すると最短の様だが、いささか高速代が辛い。今回は時間的に余裕があるので勝沼~松本のみ高速(中央道)を利用して安房トンネルを経由、、、なんと!8時間(走行距離約380Km)を要して折立の駐車場に辿り着いた。なお、折立へは有峰林道 (有料:1900¥)を利用(通行可能時間:6時~20時)するので要注意。

今回は前夜泊するために連れの軽ワゴンを拝借・・快適であった。夜中に車窓から空を見上げると星空であったが目が覚めると頭上は雲に覆われていた。晴れ渡ることを願って5時過ぎに山中に入る
登山道は太郎坂と呼ばれるやや急な斜面を登っていく。やがて頭上の雲が無くなり遥か先に聳える薬師岳を臨める三角点に辿り着く。以降、薬師岳から北ノ俣岳の雄大な稜線や左に聳える劔・立山を眺めながらの快適な歩きで太郎平に至る。
目指す薬師岳が良く見える@三角点
登山口より1時間10分程で樹林帯を抜けて三角点に到着。左奥に目指す薬師岳がお出ましになった(写真上)。まだとても遠い。
イワショウブミヤマママコナ
登山道際にはイワショウブが赤く染まり秋の訪れを告げている(写真左上)。かわいらしいミヤマママコナも沢山咲いている(写真右上)。
左側に剱岳・別山・立山
一旦下って樹林帯を行くが、直ぐに登り返すと森林限界を越えて再び展望が利く。左手には劔と立山が聳えている(写真上)。
薬師岳~太郎平小屋・太郎山・北ノ俣岳
薬師岳(左奥)から太郎平、太郎山、北ノ俣岳が連なる雄大な稜線に向かって登っていく(写真上)。実に爽快な道。
オヤマリンドウ太郎平小屋着
太郎平小屋が目前に迫って来た。周囲にはオヤマリンドウ(写真左上)やチングルマの穂・・・初秋です。登山口より3時間にて太郎平小屋着(写真右上)。

太郎平小屋から左手の太郎兵衛平を進み、薬師峠から薬師平への沢沿いの登り返し。槍もお出ましになり夏の花々が綺麗に咲き残ってる。この先は疲れが溜まり始めた脚に堪えるガレた斜面の登り・・・薬師岳山荘へ。
太郎山と太郎平小屋薬師岳@太郎兵衛平
太郎小屋と背後の太郎山(写真左上)。木道が設けられた太郎兵衛平より薬師岳を展望。左手には水晶岳から黒部五郎岳・北ノ俣岳の山々が連なっている
黒部五郎岳・北ノ俣岳・太郎平
50m程下るとテント場の薬師峠。ここから沢沿いの急勾配となる。大きな岩を乗り越えるように登り振り返ると太郎平・北ノ俣岳・黒部五郎岳の良い景色(写真上)。
ウサギギクミヤマリンドウ
ウサギギク(写真左上)、ミヤマリンドウ(写真右上)。お花が一気に増えて・・・オオレンジソウ、モミジカラマツ、クロトウヒレン、ウメバチソウ、タカネヤハズハハコ、ホツツジ・・・
薬師平からの展望
薬師平からは槍の穂先が見える(写真上)!!。。。こちらは拡大山名付
綺麗なチングルマがいっぱい!!ヨツバシオガマ
生きいきハクサンイチゲハクサンイチゲとミヤマキンバイ
イワイチョウミヤマアキノキリンソウ
オトギリソウタカネニガナ?
シラネニンジン?とチングルマの穂エゾシオガマ
薬師平を越えると雄大な薬師岳を見上げながらのガレた苦しい斜面が続く。だが綺麗に咲く夏のお花に驚きそして楽し(写真上)!!
薬師岳山荘と雲が迫る薬師岳
標高2650mを越え道は穏やかになる。前衛ピーク(ケルンと慰霊碑)の奥に薬師岳山頂を捉える。薬師岳山荘の背後に雲が迫って来た(写真上)。逸っても山頂までは1時間弱かかるだろう。顔を出す笠ヶ岳雲に飲み込まれそうな穂先を眺めながら呼吸を整える。

ケルンのピークを越え、5時間40分を要して薬師岳登頂を果たす。雲が山々の展望を遮っていたが山頂で50分程休憩・食事、、、帰路に就く。大展望は叶わなかったが、薬師岳山荘と背後の雲海を眺めながらの下りは何とも気持ち良い。
薬師平から先はガスに下って霧雨。太郎平小屋からは小雨に変わり、ただ黙々と折立へ下った。
薬師岳前衛・・・ケルンのピーク(慰霊碑)へ
ケルンのピークへの最後の登り(写真上)。ガレて滑りやすい。山頂が左奥に見える。
薬師岳山頂@前衛のピーク薬師岳山頂・・・薬師如来が祀られる
ケルンのピーク(標高2900m)着・・・山頂はもうすぐそこ(写真左上)。薬師如来が祀られる薬師岳山頂(写真右上)。
雲海が綺麗だ@薬師岳山頂
西側には綺麗な雲海が広がっている(写真上)。笠ヶ岳・乗鞍岳・御嶽山が一瞬見えたが、、劔立山が展望出来ないのは何とも惜しい。
ガスが一瞬払われて北薬師岳@薬師岳山頂
雲が払われて北薬師岳が現れる(写真上)。
雄大なカール
東側には雄大なカールが広がる(写真上)。雲な無ければ野口五郎岳などの山々の展望が広がり絶景であろう。
薬師岳山荘と雲海を眺めながら下る
薬師岳山荘と雲海を眺めながら気持ちよく下ります(写真上)。太郎平は雲に飲み込まれてしまった。
太郎平小屋へ・・・霧雨が強くなる太郎平小屋・・・以降は雨のため撮影中止
薬師峠から太郎兵衛平へ冷たい風と霧雨(写真左上)。太郎平小屋着(写真右上)・・・小雨となり撮影はここまで、あとは2時間黙々と下って折立へ下山。

なお、下山後は松本の健康ランドで汗を流し休憩と思っていたが、何故か?全く眠くはならず安房トンネルから松本IC~青梅ICを休憩なしで走って6時間強。。。22時過ぎに自宅に辿り着いた。前夜の車中泊で十分に睡眠がとれていたからかな。。

山頂からの大展望は叶わなかったが、夏のお花が綺麗に咲き残っていて驚いた。マクロレンズを持参すればよかったかな・・。次回は連れを誘って薬師岳山荘泊でリベンジを狙いたいものだ。
北アルプスの100名山は残すところ2座(黒部五郎岳、剱岳)となった。黒部五郎は雲の平と一緒に来年狙いたい。剱岳は??・・今回の薬師岳は往路5時間を目標にしたが、後半脚が疲れてしまった。今日のコンディションだとチョット厳しく感じる。

今回歩いたルート(gpx)を地図に描きました(地図の右上端クリックで拡大できます)。

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