甲武信ヶ岳・・・アズマシャクナゲ

木賊山を越えると大展望が開け、目指す甲武信ヶ岳が目前に迫る
西沢渓谷側の徳ちゃん新道より二度目の甲武信ヶ岳登頂を目指します。道中、アズマシャクナゲが見頃の様だ。脚が許せば縦走路を雁坂峠まで歩き下山したい(2017.05.30)。

<ルートと実績>
西沢渓谷無料P(4:15)⇒徳ちゃん新道登山口(4:40)⇒近丸合流地点(6:20)⇒木賊山(8:04)⇒甲武信小屋(8:18)⇒甲武信ヶ岳(8:36-45)⇒甲武信小屋(8:55)⇒巻道⇒賽ノ河原(9:24-33)⇒笹平(9:57)⇒西破風山(10:42-43)⇒東破風山(11:07)⇒雁坂嶺(11:53-57)⇒雁坂峠(12:18-30)⇒沓切沢橋(13:47)⇒雁坂峠入口(14:31)
1)歩行時間:10時間16分(休憩含む)
2)歩行距離:約23.2Km(AMBIT3 PEAKより)
3)累積プラス高度:約2030m(AMBIT3 PEAKより)
4)カメラ:K-1+DFA24-70mmF2.8、KP+DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM
5)その他:単独

もうすぐ6月、高山植物のシーズンに備えて少し長めのルートを歩こう。甲武信ヶ岳から雁坂峠の未踏区間が良さそうだ。ここを歩ければ暑さや標高に慣れてくるだろう。

西沢渓谷無料P徳ちゃん新道入口
西沢渓谷の無料駐車場に停めて4時15分出発(写真左上)。西沢渓谷に向かい、途中のネトリに立ち寄ってその先、徳ちゃん新道入口(写真右上)から山中に入る。

雰囲気の良い樹林の尾根
カラマツの急斜面を越え雰囲気の良い樹林帯の尾根を進む(写真上)。アズマシャクナゲが咲き始めるが、この辺りの花は少し傷んでいる。

近丸合流地点・・・ここより戸渡尾根
背後に白く霞んだ富士山を望む・・・甲武信ヶ岳までもつだろうか。そして痩せた岩稜を登ると近丸分岐点(写真上)に辿り着く。ここより戸渡尾根、、登山道沿いに見頃のアズマシャクナゲが沢山咲く(写真1写真2)。シカさんは食事中だったのか?こちらをず~と見つめている。シャクナゲの葉越にこれから越える木賊山が見えた。まだ標高差400mもある。

木賊山手前の岩場より富士山を展望
アズマシャクナゲの道を越えるとシラビソ等の樹林帯の斜面。標高2400m手前まで登ると岩場の展望ポイントに着く。もう少しコントラスト強い展望を期待したがこの時期は贅沢なのだろう。それにしても富士山は高いなあ!左に大菩薩、眼下に広瀬湖と道の駅みとみ。登って来た尾根も良く見える(写真上)。

甲武信ヶ岳山頂縦走路と出合、木賊山のピークを越えると視界が一気に開け目指す甲武信ヶ岳と奥秩父最深部、南アルプス、八ヶ岳連峰のパノラマ展望甲武信小屋に下って甲武信ヶ岳のピークに立つ(写真上)。埼玉最高峰の三宝山国師ヶ岳・金峰山・南アルプス八ヶ岳連峰を眺めながら一息つく。

甲武信ヶ岳山頂南側の展望・・・木賊山の左に奥秩父の山が連なる
山頂南側の岩場まで戻り南側の山々を展望する(写真上)。越えてきた木賊山が大きく聳え、その左側には奥秩父主脈の山々が遠く雲取山まで連なっている。
ここまで標高差1300m程を登り脚は疲労しているが時間は十分ある。当初予定通り破風山と雁坂嶺を越えて雁坂峠まで歩こう。

賽ノ河原着・・・正面に破風山
巻道から縦走路に戻り東側に下ると賽ノ河原と書かれた岩場に出る。これから越えて行く破風山(2318m)が大きく聳える(写真上)。本日初めてザックをおろし、岩に座って軽食。

笹平より破風山を見上げる
富士や広瀬湖を眺めながら立ち枯れた尾根を下り鞍部の笹平まで辿り着く。標高は2100mを下回ってしまった。避難小屋から破風山を見上げる(写真上)。250m弱だが疲れた足には厄介だ。

破風山登攀途中の岩場より・・・木賊山・甲武信ヶ岳・三宝山・武信白岩山
破風山への登り返しは思った通り辛く、後半の大きな岩の斜面では何度も立ち止まり、背後に広がる木賊山~武信白岩山の風景を眺めながら(写真上)の登攀となる。脈拍が下がらない・・・この標高に体が慣れないのか?季節外れの暑さの影響か?
だが、岩場の登攀は解放感良く、真下には笹平が見える。苦しくも心地よい一時。そして・・・避難小屋より50分近くをも要し(西)破風山に辿り着く。縦走路では一人旅であったが山頂には3名が休憩中。軽く言葉を交わし休まず東破風山へ向かう。

立ち枯れ帯を進み雁坂嶺を目指す
(西)破風山から東破風山へは大きな岩の稜線をつたったり縫うように進む。そして東破風山を越えて斜面を下ると次のピーク・・・雁坂嶺が現れる。登り返しは総じて穏やか、鞍部からは立ち枯れ帯を進みながら緩やかに登っていく(写真上)。雁坂嶺山頂の展望は乏しいが木々間からは南アルプスがわずかに確認できる

雁坂峠と奥秩父の山々
雁坂嶺を越えて緩やかに下ると眼下に雁坂峠のベンチが見え、峠から大きく立ち上がる水晶山の左奥には更に連なる主脈の山々が展望出来る(写真上)。この峠は日本三大峠、そして雁坂トンネルが開通するまでは、この峠が開かずの国道140号線であった。再びザックをおろし、ベンチに座って富士を眺めながらオニギリを食し一息入れる。

クッキリ沢
峠からは奥秩父山塊の主稜線を離れ峠沢側に下る。シロバナヘビイチゴやキジムシロの仲間が咲いている。沢の音が近づいた頃、頭上はカエデの鮮やかな緑に覆われる峠沢に下りて暫くするとクッキリ沢を渡渉・・・美しい!心洗われる(写真上)。その先、沢沿いをトラバースぎみに進み、沓切沢橋に辿り着く。徳ちゃん新道より山中に入り約9時間・・・ここで山中を離れる。

雁坂トンネル料金所と雁坂嶺
後は雁坂トンネルの作業道と思われる舗装された林道を小一時間。今日は強烈な日差しで気温も高く更に地面は舗装道。もう頑張る必要な無いだろう・・・桐の花等を見上げながらゆっくり歩こう。雁坂トンネルの料金所の背後に先ほどまで歩いていた雁坂嶺の稜線(写真上)が見える。少なからず、、達成感にしたりながら雁坂峠入口に辿り着いた

破風山手前では脚が疲れ果て思った以上に時間を費やしたが疲れたなりに歩きとおせた。アズマシャクナゲは大変綺麗で見ごたえがあった。甲武信ヶ岳~雁坂峠は随所に展望が開け気持ちよく新鮮に歩けた。甲武信ヶ岳の奥に聳える三宝山にも魅かれた。次回の甲武信ヶ岳は三宝山を加え歩きたい。澄み切った晩秋が良いだろう。

今回歩いたルート(gpx)を地図に描きました(地図の右上端クリックで拡大できます)。

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