五竜岳・・・久しぶりの山小屋泊

遠見尾根下山途中、登頂を果たした五竜岳を仰ぐ久しぶりに山仲間の先輩であるカザさんをお誘いしての山行です。予定を確認すると9/16と9/17の両日の都合が良いようです。それではと・・・山小屋に一泊して唐松岳と五竜岳を提案。「北アルプスは10年以上歩いていないとのことで少し不安があるが楽しみです」・・・と快諾、天候もまずまずの見通しで決行となりました(2014.9.16-17)。

<ルートと実績>
2014.09.16
白馬八方ゴンドラ(アダム)麓駅(8:00)⇒リフト2基乗車⇒八方池山荘(8:40)⇒八方池・第3ケルン(9:38)⇒丸山ケルン(10:57)⇒唐松岳頂上山荘(11:51-12:38)⇒牛首⇒最低鞍部(15:10)⇒白岳・遠見尾根分岐(16:08)⇒五竜山荘(16:19)
1)歩行時間:約7時間39分(休憩・昼食含む)
2)歩行距離:約9.2Km(強風のため誤差大、推定値)
3)累積プラス高度:約1250m(強風のため誤差大、推定値)
2014.09.17
五竜山荘(6:08)⇒五竜岳(7:30-8:04)⇒五竜山荘(9:17-34)⇒西遠見山(10:49)⇒西遠見池(11:01-07)⇒大遠見(11:26)⇒中遠見山(11:53)⇒小遠見山分岐(12:09)⇒地蔵の頭(12:51)⇒白馬五竜高山植物園⇒アルプス平駅(13:15)⇒ゴンドラ乗車⇒白馬五竜・とおみ駅(13:29)
1)歩行時間:約7時間21分(休憩含む)
2)歩行距離:約10.5Km(eTrex30より)
3)累積プラス高度:約960m(eTrex30より)
その他
同伴者:カザさん、百名山は54座目、初日はガスと強い寒風の為、唐松岳登頂は断念。

八方池と第3ケルン@丸山への登攀途中白馬八方スキー場のゴンドラ始発(8:00)に乗車し、リフトを2基乗り継げば標高1830m程の八方池山荘です。麓は雲が多いものの日差しがありましたが山荘付近まで上がってくると小雨が降り出しました。レインウェアを着こんで草紅葉の始まった木道を八方池に向かいます。足元にはウメバチソウ、タカネマツムシソウ、イワショウブ、ヤマハハコ、アカバナシモツケソウ等々・・・思った以上に華やかです。
八方池では白馬三山を仰ぎたかったですが山は完全にガスってます。小雨はやみましたが時折吹く強い北寄りの風に乗って霧雨が舞い虹が出現します。そしてトリカブト、ミヤマリンドウ等を眺めながら丸山ケルンに到着。道中の展望が叶いませんでしたので、休むことなく黙々と登ったようで予定より30分早く到着です。ここで一息入れたいところですが、ガスって展望が無い上に、強い寒風が容赦なく吹き付ける為、唐松岳頂上山荘に急ぎ、山荘の食堂に入って身体を温めて昼食をとりました。

牛首から始まる鎖場を慎重に下るカザさん当初は唐松岳の山頂を踏んでから、縦走路を南下して五竜山荘へ向かう予定でしたが、濃いガスで全く展望が無く、強い寒風はおさまる気配が無いので唐松岳は断念。唐松岳頂上山荘をあとに五竜山荘へ向かうこととします。
牛首と呼ばれる小ピークを右に巻くと、本ルートの難所である鎖場が連続する岩場です。思った以上の長さですね。久しぶりの高所・強い寒風の中の鎖場ですのでカザさんのペースに合わせて三点支持で慎重に下ります(序盤1序盤2中盤終盤終盤の鎖の無い岩場)。

辿りついた五竜山荘@白岳・遠見尾根分岐付近難所を下って大黒岳越えて行くと、大きな五竜岳が展望できるのでしょうがガスって全く見えません。左には丸みおびた白岳が辛うじて見えますね。最低鞍部まで下って寒風にさらされながらハイマツの道を緩やかに登り返して行きます。そして白岳直下の遠見尾根分岐にやっと辿りつきました。真下には五竜山荘が見えますね。丸山ケルン辺りからシャツ2枚と冬用のウインドブレイカーを着込みましたが、強い寒風で身体が冷えたようです。山小屋に入り暖をとりました。

日の出と雲海@五竜山荘前翌日は期待通り良い天気です。山荘前から東側を眺めると雲海が広がり八ヶ岳・富士山・南アルプスの山々浅間山・四阿山が顔を出す絶景です。

朝陽の当たる五竜岳@五竜山荘背後には朝陽が当たる五竜岳。。実に雄大ですね。

五竜岳登攀序盤・・・眼下に五竜山荘、雲海から妙高連峰が顔を出す朝食をとったら早々に五竜岳登攀開始です。ガレ気味の斜面を緩やかに登って行くと、眼下には五竜山荘、そして雲海からは高妻山(右)、妙高山、火打山、焼岳が顔を出します
小さな岩場を数度乗り越えて登って行くと、正面には直下の岩場が迫り、さらに登ると左には荒々しい八方キレットと鹿島槍ヶ岳です。道はガレ場から岩場に変わり、両手で岩を支持したり鎖の助けを借りながら大きな岩の斜面をグングン高度を稼いで登ります(右側の風景足元の風景)。そして岩場を乗り越えるとハイマツと縦走路分岐の標柱、、、右奥には五竜岳山頂が現れました。

北アルプスの名山を一望@後立山縦走路分岐(写真は帰路)後立山縦走路分岐に立つと北アルプスの名だたる名山の展望が一気に開けて鳥肌が立つような感動です。まさに全方向絶景です(五竜岳山頂と南側五竜岳山頂と北側)。

五竜岳山頂より連なる白馬岳への稜線そして50m程の切れ落ちた岩稜をつたい五竜岳に初登頂です。北アルプスの名だたる名山をゆっくり眺めたら(山名付き)、カザさんと登頂記念を収めます。
今日は平日ですので登山者は少なくようですね。ヘルメットを着用した6人程の団体さんや同年代の単独レディは八方キレットを越えて鹿島槍ヶ岳を目指していきました。私もいつしか八方キレットを越えてみたいものです。
さて、30分程経ちましたので下山としましょう。。最後に山頂から白馬岳と連なる美しい稜線の光景を目に焼き付けたら山頂をあとに下山しました。

五竜岳・八方キレット・鹿島槍ヶ岳を展望@西遠見池五竜山荘に下って一息入れたら、遠見尾根をつたって下山です。尾根は痩せて切れ落ちた箇所が多く短い鎖も数ヶ所設置されています。青空が広がり色ついたミネカエデ越しの五竜岳~鹿島槍ヶ岳は思いのほか美しいです。日差しを浴びたウサギギクやタテヤマウツボグサも活き活きと咲いています。
西遠見山を越えると山道は優しくなり、ナナカマド・鹿島槍ヶ岳ダケカンバ・五竜岳等の目を見張る光景も数々。。そして西遠見池では五竜岳~八方キレット~鹿島槍ヶ岳の絶景にも出逢え快適に下ります。大遠見からはガスの中に入って展望は無くなりますが地蔵の頭まで下ったら白馬五竜高山植物園ハクサンフウロ、チングルマ、ハクサンイチゲコオニユリ・・・)をゆっくり歩いてアルプス平駅へ到着しました。

アルプス平駅からはゴンドラに乗り麓の白馬五竜・とおみ駅へ下山。ゴンドラではオシボリを頂きました・・・顔は洗えてなかったのでチョット感動です。とおみ駅からはタクシーに乗って(2300円)、白馬八方のゴンドラまで移動し自家用車を回収・・・とおみ駅にはタクシーが停まってたのでロスも無く全くスムーズ、、、近くの立ち寄り温泉(十郎の湯)で2日間の汗を流し帰路に着きました。
久しぶりの山小屋泊、そしてカザさんとの山行・・・唐松岳は惜しかったですが素晴らしい光景に出逢えて素晴らしい二日間、、、カザさん大変お疲れ様でした。

今回の山行をスライドショーにまとめました。

最後に本山行のルートマップを示します。
初日は強風のため気圧変動が大きく、高度のブレが大きくなっています。

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